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相続のお手続きや公正証書で作成する遺言書って戸籍が必要ですよね。
今回は、戸籍に関して勉強しましょう！

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■戸籍・除籍・改製原戸籍
■謄本・抄本
■編集後記

　現戸籍・除籍・改製原戸籍

戸籍と言いましても「現戸籍」「除籍」「改製原戸籍」と色んな呼ばれ方があります。
これは、方言ではなく各々意味合いが異なるものなのです。





以下に簡単に説明します！
●現戸籍

名前で分かると思いますが、現在の戸籍の略です。
ご結婚されている方は、自分と配偶者が記載されてます。
離婚された方は、元配偶者も記載されたままの場合があります。

→	昔の戸籍ではこの場合、×印がつきますので離婚するとバツ１などと言われておりました。 コンピュータ化された戸籍の場合には除籍という文字が記載され×印はつかなくなりました。

お子さんがいらっしゃる方は、お子さんも記載されています。

→	但し、お子さんが結婚されてる場合や新たに戸籍を作成された場合には上記離婚の場合と同様の記載となります。

　●除籍

これは、戸籍から全員がいなくなってしまった場合に発生するものです。つまり、父母の戸籍から子が結婚で抜け、父母も亡くなってしまった場合や本籍地を変更した場合などに発生します。

　●改製原戸籍

戸籍のフォーマット（記載内容や書き方など）は、法令の改正によって変更されます。
変更されますと、新しいフォーマットが現戸籍となります。
そうしますと、昔戸籍に記載されていた内容が抜け落ちてしまう場合があります。
それでは困りますので、改製原戸籍という名前で変更前の戸籍が残される事になっています。
昭和３２年と平成６年の法務省令による改製などがあります。
改製作業は各地方自治体毎ごとに行われますので、改製の時期はバラバラです。

　謄本・抄本

戸籍ときたら、謄本または抄本でしよね。
謄本と抄本、漢字は難しいのですが、意味は簡単です。

・	謄本＝記載事項を全て
・	抄本＝記載事項の一部

すみません、「謄本・抄本」に関してはあまり書くことないですね。。

　編集後記

戸籍の収集ですが、遠い役所の場合には郵送で行います。
郵送の場合には、定額小為替を使うのですが、基本的に必要な予想枚数より多めに送ります。
余った分は返してくれるのですが、、自分が送った定額小為替では無い物が戻ってくる事が多いのです。
戻ってきた小為替の発行郵便局を見ると旅をした気分になる僕は安上がりな人間ですね、きっと。