相続・遺言書は埼玉県日高市のアイビー行政書士事務所にお任せ下さい。あなたの気持ちを残します。

「相続」と聞くと、多くの人が『自分には大した財産ないから・・・』と”自分とは関係ない”または”残された家族にそれほど手間はかからない”と考えているようです。
が、本当にそうでしょうか？

弊所では、”手間がかかる”または”自分では手続きが出来ない”という方からのご依頼で相続のお手続きをご支援しております。
つまり、ある程度の事をご家族の方がご自身でやった後でご依頼されるケースが多く相続のお手続きを最初から最後までご支援する事はあまりありません。

また、ご依頼された内容をこの記事で発表するのはお客様に失礼となりますのでご紹介する事は出来ません。

今回は、私自身が相続人として関わった手続きをご紹介します。
財産に関係無く意外に手続きが多いなと実感して頂ければと思います。


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■	私自身に発生した相続

■私自身に発生した相続

私のケースですので、この文書をお読みの方すべてに当てはまるものではありませんが、あぁこんなに手続きがあるんだなと思って頂ければ幸いです。

被相続人と相続人

被相続人	父（７３歳）
相続人	母、私、妹、弟

相続財産

不動産

＠	父と母の居住している家とその土地
＠	ちいさな田
＠	ちいさな駐車場

動産

＠

自動車

特別の事情

病院の対応に問題があったと家族が考えている

葬儀前の手続き

・病理解剖
・死亡届
・葬儀屋さんの手配

葬儀後の手続き

必要書類の収集

戸籍、除票、住民票、印鑑証明書、土地評価証明書、家屋評価証明書等々の書類を収集。

遺産分割協議書

母、妹、弟と私で分割協議を行いました。

→	この手続が相続で一番気を使うところです。 私の家族では母に全財産を相続で一致しましたので良かったです。

年金関連

・	遺族年金の申請
・	母の行方不明年金の調査 → 以前より母が納めた年金が行方不明となっていたのは知っていたが、父の年金があるからと調査手続きを行って無かったようです。しかし、父の年金が遺族年金となってしまい、支給額が減るので重い腰をあげて調査の依頼を行ったという次第です。

カルテ開示

Ａ病院、Ｂ病院、Ｃ病院へカルテ開示の手続きを依頼

→	病院の対応に問題があった可能性がある為、カルテを開示するように病院へ手続きを行いました。
→	カルテ開示の料金は、実費となっておりますが、各病院でコピー代も異なってました。

入院証明書

Ｂ病院、Ｃ病院へ入院証明書を依頼

→	医療保険の請求で入院証明書が必要だった為、請求しました。こちらは、比較的高額な料金が必要でした。

医療保険、生命保険

Ａ保険会社、Ｂ保険会社へ保険の請求

火災保険

名義変更の手続き

→	名義変更の手続きには、全相続人の署名押印（実印）が必要でした。

駐車場

駐車場の名義変更

→	駐車場の管理は不動産屋さんにお願いしているので、不動産屋さんに名義の変更を依頼。

預金の引き下ろし

Ａ地方銀行普通預金、Ｂ地方銀行普通預金、Ｃ協同組合普通預金、Ｄ銀行普通預金、Ｄ銀行定額預金の引き下ろしを実施。

→	金融機関の数が多く感じるかもしれませんが、全ての預金を合計してもたいした金額ではありません。

解約その１（無駄な支出の抑制）

・父が使用していた携帯
・インターネット電話、クレジットカード

→	全く使用していないのに料金のみ支払っているので解約。

・傷害保険２つ

→	他にも障害保険に加入している事と支払い額と万一の受け取り額が割に合ってない事から解約。

解約その２（想定外の解約）

自動車の任意保険

→	母名義に変更しようとしたが、加入している損保会社がそれを認めてくれなかったので解約。 他の多くの保険会社は名義変更が可能である事からちょっと納得出来ませんでした。 そこで、保険会社の知り合いに調べて貰ったところある種類の損保会社ではそのような対応が行われているとの事。

新規契約（想定外の契約）

自動車の任意保険

→	上記で記載したように自動車の任意保険が想定外に解約となったので新たに任意保険に加入する契約を行いました。 もちろん、別の保険屋さんにです。。

振替口座変更

父名義の銀行口座から振替となっていたものを母名義口座から振替するように手続き。

→	Ａ生命保険会社、Ｂ生命保険会社、Ｃクレジットカード、Ｄクレジットカード、ＮＴＴ、電気、上下水道、市県民税、固定資産税、国民健康保険、ＮＨＫ…意外と多いのです。

電話

電話の権利を母名義に変更

不動産

不動産の所有者を母に変更

自動車

自動車の所有者を母に変更

障害保険

契約内容の変更

→	父と母の二人を対象とする内容から母のみを対象とした内容に契約を変更した。 既に父が亡くなったからという理由で変更なのに契約内容の変更は数ヶ月先との事。。 つまり数ヶ月は無駄な支払いをしなければならないという事。 なんか変ですよね。

市役所への届出

市役所にて返却や届出を実施しました。

→	印鑑登録証の返却、介護保険証の返却、国民健康保険証の返却、固定資産税の代表者届け、国民年金、上下水道使用者名義変更、農地の相続等の届出、、等々です。

警察署へ届出

紛失届

→	父の病院でのお世話やお葬式等でバタバタしていた母は、クレジットカードやキャッシュカードを無くしてしまいました。。 そこで、警察署にて紛失届を出す事になりました。

再発行

紛失したクレジットカードやキャッシュカードの再発行手続きを行いました。

支払い

・最後に入院していた病院への支払い
・病理解剖の手数料の支払い
・葬儀屋さんへの支払い